O(1) か O(log N) かよりも leading coefficient の大小のほうが実用的には重要だったりするかも知れない昨今,皆様いかがお過ごしでしょうか?それはさておきまして誰か splice の使い方を列挙しまくって std::list の不憫な立場をなんとかしてやってくだしあ!
#splice をガンガン活用しようとすると in-place insert か move semantics が欲しくにゃるにゃー.
singly linked list の proposal がおおまか accept されたってことは, node-based sequence にはそれなりになんか使い道があるんでしょう.あるんでしょう?てか,ノード1つあたりポインタ1個分の変更のコストも惜しいドメインってどんなんなんだろー?どうでも良いけれど,従来の slist における insert/erase (before) が単純には O(N) かかりますけれどどうするんでしょう?周り (これが slist が std 入りから漏れた最大の理由たる争点だと思うけれど) に対して,この article に書かれている design space の考察が「なるほどにゃーなるほどにゃー」ですっていうか, insert/erase が O(1) になる実装として, iterator の dereference の結果をノード1個分ずらすっていうアイデアあたりは初めて知って目からわぴこが落ちた (efficiency という motivation から singly linked list が欲しいのに対して,この実装は efficiency の観点からは損なので, motivation と inconsistent だから採用されて無いけれど) .