Generic Image Library (Boost candidate)

うひょっ!! (See also: http://opensource.adobe.com/gil/index.html)
前からそーだけれど,ここ最近は特に AdobeC++ による実アプリよりの汎用ライブラリ設計・開発・運用・公開を企業レベルで行っている例の筆頭格を担ってるイメージが確実に出てきたように思うにゃー.この前連邦破産法適用しちゃった SGI (初期の STL 実装でおなじみ)からも色々人材が Adobe に流れたみたいだし,そこら辺とも関係あるのかも.
C++ の1つの大きな利点は,こういった企業レベルでの設計・実運用のフィードバックがかかる(そしてそれを下支えするだけの popularity がある)ことだと思うから,どんどんこういうのが出てきて欲しいにゃー. Boost のコミュニティにさらせば,特に設計の面で非常に高レベルな議論とフィードバックが享受できるのでライブラリ実装者側の恩恵も絶大だと思うし, Boost コミュニティの議論(特に proposal と review の議論)はそれだけで圧倒的に教育的なものばかりだから,たとえ review が通らなくても議論単体でも恐ろしく有用だったりするので全く油断できない.

To be a C++ Librarian

で思うんだけれど,今現在,高レベルな "C++ librarian" になるための知識を獲得するための(困難だけれど)最も効率的かつロハな方法は,何か(どんなに些細なものでも良いので)あるプログラミングの課題に行き当たるたびに「『Boost ライブラリでは』どういう風に問題を解決しているか?そして,その設計の理論的根拠は何か?その問題に関して『Boost のコミュニティでは』どういう議論がなされてきたのか?」っていうふうに考える・調べることを日常の慣習にすることだと思うけどどーかにゃー.