今日の日記

昨日から疲れ気味で,目が覚めたのは昼の12時だった.慌てて着替えて仕事に出かけようと外に出たら地面が濡れていることに気が付いた.このとき私は,最初「恐らく午前中に雨が降ったのだろう.」などと安易に直感してしまった.しかし,慌ててその直感を自ら否定した.論理的に考えれば,私が得た「昼の12時に地面が濡れていた」という情報は,「午前中に雨が降ったかどうか」という事象より後に得られた情報だから,「午前中に雨が降った」かどうかの確率に影響するはずがない.このときもやはり,「午前中に雨が降った」確率は10%のままだ.いやはや,人の直感というのは恐ろしい.確率という数学的・客観的なモノサシで物事の蓋然性を判断できる人間になりたいものだ.
#あれ?じゃあなんで地面が濡れているんだ?