Lambda@C++ の本質

C++ によるラムダ式エミュレートの中核は bind (引数束縛, partial application)ではないかと思った.ちぅか, bind をまず提供してそれの上に演算子関数のための関数オブジェクトクラスを構築すれば,かなり簡潔に Boost.Lambda 相当のものができるよ〜な気がする.一番面倒だと思われる戻り値の型推論機構は, result_of という統一されたモノが提唱されているわけだし.あと, unlambda と protect ぐらいだけ提供すれば終わりっていう.CRTP による 関数テンプレートのオーバーロード制限(いわゆる Barton-Nackman trick)を SFINAE で代用する手法も併用すれば,ラムダ式エミュレーションライブラリの構造がさらに単純化されてきわめて質素なライブラリになるよ〜な……?