うにこーどのおべんきょ

この前買い込んだ本そっちのけで以下らへんを読み漁って Unicode 周りのおべんきょ.

まー,とりあえず現在の C++ 標準にあるような固定長志向のエンコードの取り扱いではどう頑張っても限界やね,ということは分かった.やっぱ range of ranges 的扱いじゃないと.Boost の議論読んだ限りでは,今すぐに Unicode をサポートする(十分に C++ 志向な)ライブラリの登場を期待するのは無理っぽい.かと言って ICU あたりは設計が C に寄り過ぎている(C もサポートするので仕方ないんだけれど)ので,あれをそのまんま使う気にもなれない.結論として,今は ICU の thin wrapper をちまちま書いて/使って我慢するしかないかのー.
まー,でも string クラスに非 const イテレータを提供したのはぶっちゃけ失敗だったとか,Andrei Alexandrescu によるランダムアクセス可能な UTF-16 文字列実装のアイデアとか,どういう class invariants をコンパイル時に保証してどういう class invariants を実行に保証するべきか?とか色々面白い話が読めたのでよしとしますか.