Decayed Type

関数の仮引数として指定した型は規格(8.3.5/3)に従って一定の変更を受けます.例えば配列型はポインタ型に,関数型は関数へのポインタ型に読み替えられます.このような変更を受けた型は元の型のDecayed Typeと呼ばれます.
Decayed Typeが出てくる文脈としては汎用関数に文字列定数を直接渡すときに推論される型の調整や,マクロの引数として型を渡すときの「むき出しのコンマの問題」(以下参照)があります.