これだけは手を出さずに済ませたかった

が,仕事上そうも言っていられなくなってきた.っていうかこれって日本人としてC++をやる以上避けては通れない問題だしにゃ〜.とりあえず資料集めと勉強.
一応目標は以下.

  • C++標準で定義されるバイト志向(char, string, stream)とワイド志向(wchar_t, wstring, wstream)の各処理の相違を理解し,それらとlocalizationとの関連を理解する
  • C++標準で定義されるLocalization libraryを理解する
  • C++標準がlocalizationのどこまでをカバーしていてどこから先がカバーできていないかを把握する
  • 文字コード体系および各エンコード形式の現状を概観し,各体系・形式の得失を理解する
  • 各文字列処理ライブラリ(特にBoost.Regex, Boost.Spirit)との連携における問題点の洗い出しと評価

とりあえず初っ端は資料集めから.

Localeライブラリ

最初に一言.「でか過ぎ.」その上初見のクラスや関数だらけ.しかも,今手元にある書籍でこれらlocaleライブラリ群に関する詳細な記述のあるものは皆無.(一応C++に関する実装非依存な書籍の所有状況には自信があるのに・・・)TC++PLとESTLに申し訳程度に載ってるだけだし.ネット上でlocaleライブラリに関する網羅的な記述のある日本語のリソースも見当たらず.これすなわち自分で一から調べろということか.

"c++ locale"でググったら一番上にあった.っていうかよく見たら書いてるのNathan Myers氏だし.

検討中の書籍