C++0x ad-hoc 会議行てきた.\(^o^)/

会議本体のほうの内容は誰か書いてくれるだろう的な他力本願で.以下は完全に個人的な内容.

昼の休憩になった途端,真っ先に名刺くれる方がいらっしゃって,名刺見たらサイボウズ・ラボの光成滋生って書いてあって,そのときの私はたぶん相手の光成さんから見たらすげー反応薄かったように映っただろうなぁと自分で思うのだけれど,これ本当に自分の悪い癖で,表層としては平静を取り繕いつつ,頭の中では「わ,わわわ.で,でもさいぼうずのみつなりさんって,あのさいぼうずのあのみつなりさんですよね?っていうかトートロジーですね.ど,どうしよう.つい先日,友人と話しているときに,友人が目を輝かせながら『すげープログラマが云々』って話してた方がまさにこの光成さんではないでしょうか的な.俺も名前だけは知っているけれどっていうか名前知っている云々じゃなくて,今まさに目の前に居るんですけれど.ど,どうしましょう.話しかけたいけれど,な,ななな,なんて切り出そう?『午後のこ〜だの方ですよねっ!?お世話になりましたっ!』とか,ど,どうでしょう?いや,俺,午後のこ〜だにお世話になりましたでしょうか?しばらくはこ〜だを使っていましたが,その後は lameコマンドラインをいじくりたおす感じになっちゃった気がしますけれどどうでしょうか?いや,ま,まぁ,ここは話のきっかけ的に午後のこ〜だにはお世話になったという結論でいいんじゃないでしょうか?っていうか,人違いだったら大変失礼なことだよなぁ.サイボウズ・ラボって実は他に光成さんって名前の方がいらっしゃったりしませんでしょうか?ど,どどど,どうなんでしょう?」みたいに素でテンパッてて,っていうか後で光成さんのブログ見たら「念願の」みたいな接頭辞が自分みたいな超てけとーな人間に冠されていてギャー!といいますか,そんな風に思われていたとは名刺もらったときには思ってもいなくて,昼飯のときもなんか話しかけるきっかけが掴めず,会議終わった後,こともあろうに一度光成さんを lost しかけたけれど,なんとか追いついて晩飯一緒に食べる流れに持っていけて良かった.っていうかあのまんま光成さんを lost してたら俺一生後悔していたのではないでしょうか的な.「人間は,行動した後悔より,行動しなかった後悔の方が深く残る」今更ながら凄く良い言葉です,ギロビッチ博士っ!

結論:会議や勉強会で凄い人に会ったときに,怖気づいたり戸惑っていたりしたらその分だけ損.

よくよく考えれば,というかよくよく考えなくても,他にもしゃべっとかないといけない方々がたくさんいらっしゃったのに,なんか 0x のドラフトにコメントするぞー的な準備しかしていなくて,もうちょっとお前,こんな方々がいらっしゃるのでとっ捕まえてこんなこと問い詰めるぞー項目を整理しとけよなー,みたいな.

結論;凄い人リストと,凄い人にこんなこと問い詰めるぞーリスト整理しとけ

出水さんと shelarcy さんと光成さんと計4人で晩飯食いつつ結局4・5時間ぐらいしゃべっていたのではないでしょうか的な.

shelarcy さんの話も出水さんの話も面白くなかったわけでは全然ないのですが,自分が今一番興味持っているところでちゃんと実問題と闘って経験値積んでいらっしゃる光成さんのお話がどうしても一番面白かったわけで,なんていうか4時間とかそんなものじゃ全然時間少なすぎる.絶対,時間があればあるほど面白いお話が聞けたはず.次お会いできる機会があったらもっかい問い詰める.

衝撃だったのが Windowsポインティングデバイス皆無で操作していたことで, Visual Studio の起動もコマンドラインからやっているし,窓の移動もキーボードでやってるしで,あれは俺も絶対マスターしようと思った.あれ見てたら Alt+Tab 程度で満足していた俺ぷぎゃー.

自分も何とか面白い話題を提供シナケレバーシナケレバーと, swap と ADL (と scoped concept map) の話を振ってみたのだけれど,よくよく考えてみればこの話はブログでまとめて書こう書こうと思っていながら結局書いていないのであって,要するに人にこの説明をするのが初めてで全然自分の中でもまとまっていない話をしてたことに……orz. C++ 特有の小さい観点じゃなくて,もっと大きな観点から入れば良かった…….

move について光成さんから質問いただいたので,あわわあわわしながら説明してみたけれどなんつーか俺相変わらず説明下手すぎるorz.

あー,当然ですけれど VC の swap は死んじゃえー(^o^)ノ

1ユーザとして PC 使っていて,その使っている PC に100個ぐらいコアが乗っていたらぶっちゃけ何に使おうと思うのかとか,今後の core が many な時代を見据えた種々雑多の話もだいぶできて,しかも話している相手がちゃんと実用レベルでマルチコア相手に泥臭いところにもぐって仕事している経験と実績に裏打ちされた方なので話が面白い面白い.泥臭い部分を押さえると,ちゃんとアプリケーションレベルで有意なパフォーマンス差が出る的な話を聞くことができたのが自分にとって特にプラスで,自分が少しずつ稚拙ながらに進もうとしている方向性というか,パタヘネ・ヘネパタから一歩ずつアーキテクチャやメモリ階層・ I/O なんかを抑えていって,泥臭い部分をしっかり把握した上で並列プログラミングに対する足場をしっかり固めるっちぅ方向性が,少なくとも今後しばらくは意味を持つということが,話していただいた中ではっきり見えてきてとてもありがたかった.

文字列やら locale についてもかなり話し込んだけれど,これは話が進むたびに宿題が増えただけで何も解決した部分は無い気がするのだけれど,ただ普段自分が不満に思っている部分に関しては,やはり最前線の人たちも同じような感覚を共有している部分が多いのだなぁという雰囲気は掴み取れた.これは収穫っと.

後,勉強になったことは,この年齢になってくると往復とも夜行バスによる強行行程は厳しい,と.次の日,丸一日家の布団で死んでた.

最後に,俺,名刺と名刺入れ作っておかないと素でやヴぁいっつーか恥ずかしいだろjk