C++ に限定して言えば,
例外処理とは,究極的には「いかに try-catch を書かずに済ませるか」
だと思っている人だったり.要するに,例外処理という文脈においても RAII の徹底というのが C++ としての基本だろう,っていう.ただし,あくまで「究極的には」であって,たった1つの関数だけで必要となる特殊な rollback 処理に対して,いちいち対応するクラス定義を切り出すことが実用上無理なのは確か.その「実用上 RAII で扱うのが難しい部分」を救う言語機能は欲しいけれど,それは GC でも finally でもないと思うにゃー,っていうのが今現在の自分の考え.
「GC は例外使うときに便利」というのは,確かにその主張は真だと思う一方で,あまりにも「便利になる範囲が狭すぎる」嫌いを感じる.
finally に関しては以下に書くかも知れにゃい.