Amazonと本棚.org

Amazonでは自分の持っている本を教えてやることが出来て,それを元にお勧めの本を提示してくれる.人と本によるCollaborative Filteringによって人を介した本と本とのつながりがそこにある.ただし,介在している「人」の具体的な情報は隠蔽されている.
一方で本棚.orgでは人も本も公開されている.なので,Amazonでは隠蔽されていた「本を媒体とした人と人とのつながり」も表面に現れてきている.これは大きいような気がする.
#というか,Amazon以外で購入した本の所有情報をAmazonに教えるやり方が非常に分かりにくいけれど,あれは何とかならないんだろうか?あと,Amazonに記録している本の所有情報をユーザが選択的に公開できるようになっていたら本棚.orgのような需要はなかっただろうな,とは思った.