一ヶ月ほど前でしたか，MSVS .NET 2003 ProfessionalのC++コンパイラ（最適化有り）相当のものが無料公開されまして，
http://msdn.microsoft.com/visualc/vctoolkit2003/
自分もちょっと前に入れていたのですが，自分Standard版（最適化なしのコンパイラが付いている）を持っていたので，そこからToolkitのcl.exeを呼ぶようにしてみました．やり方は「ツール」「オプション」「Projects」「VC++ディレクトリ」と選んで，「ディレクトリを表示するプロジェクト」で「実行可能ファイル」を選んで，後はパスとして「$(VSInstallDir)bin」よりもToolkitの方のbinディレクトリ（デフォルトでは「$(VCToolkitInstallDir)bin」）を優先するだけ．後は，プロジェクトのプロパティで追加のコマンドラインとして最適化スイッチを入れるだけ．これでStandardで擬似Professional版の出来上がり．超（゜д゜）ウマー．
VC++の見所は標準準拠度の高さと最適化の頑張り具合ですね．Visual Studio持って無い方でも，templateで遊んでみたい人とか，これのご利用もご一考ください．SDK入れれば，普通にWinプログラムも書けちゃいますし．あの，シェルというかプロンプトの非力さに耐えられればの話ですがｗ．
あ，そうだ．このコンパイラでboostのライブラリ再構築しなくっちゃ・・・．
＃ちなみに上の似非Professional版を使って最初にやったことが，CLANNADの音楽データ抽出プログラムをhackすること，だったのは内緒だよぉ？
